霊ロラはつまらない? (その2)

この記事は、霊ロラはつまらない?の続きであり本編その1ですが、内容としては戦術論からは少し離れていますのでご了承下さい。

ルールの変更とルールの解釈の変更

いきなり全く人狼と関係のない話で恐縮ですが、日本国憲法は「ルールの不整合が出た場合、ルールそのもの(改憲)ではなく言葉の解釈を変える。」という事を繰り返しています。
その是非をここで語るつもりはありません。

しかし、事実上のルールが存在する場合に、ルールの方を変えるのではなく、ルールを改善せずに解釈や運用で何とかしようとする傾向は散見され、ともすれば不正に。
例えば近い話で言えば日産の検査員認定の問題などにも繋がっています。

人狼も、短い歴史の中でルールそのものに手を加えようと言う動きはあまりありません。
わかめてやるる鯖等の短期はずっと17Aが中心で、BBSは旧国からF国までの5年近くずっと同じ編成でした。
対面は、ネットでやる人狼よりもシステムを気軽に変更出来ますが、例えばアルティメットのルールをどんどん改良しよう!と言う声は(まだ歴史が浅いのもあって)あまりありません。

僕自身も、10年人狼やっている中で、ルールの大改良が必要だ、とはあまり感じた事はありませんでした。
F国の最後期、人狼勝率が、それまでの4割程度からF1900〜2000番台には2割程度にまで下がりました。
その時でさえF(共有入り)→G(占霊狩+狼3狂1のみ)の様に編成の変更を考えてバランスを取ろうとするのではなく、人狼をやるプレイヤーに勇気を!こうやったら勝てるんだ!……と言うような方向での活動をしていました。
自分が参加しはじめたのは、丁度別ルールであるBBS:C国と人狼審問が滅び、
F国にぎゅっと人が集まった時期である……と言うのも関係していそうですが、これもまた他の機会でお話しましょう。

ルールの方を触ろう

さて、活動の中心を長期から対面人狼に移してはや1年。
岐阜人狼会の主催をして、いつも心の底で不安に思うのは、「この人にとっての人狼ゲームの最初の1回がクソつまんなかったら、それが最後の1回になるかも知れないな。特に、他でもちゃんとコミュニティを持っている人は。」と言う事です。

岐阜人狼会ではそれに対するアンサーの一つとして、初日占無し襲撃なし吊りなしの村を建てたりしています。
同時に、霊・即・挽、みたいなノリでの霊ロラが怖いです。勿論灰吊りをするにも、きっちり考えて処刑対象を決めたり、村人を罠にかけて行きたい訳です。

対面人狼におけるアルティメットルールは、それまでネットで主流だった「初日占有り、連続で同じ人を護衛できる、同時に投票する」ルールから、初日白通知、連続護衛無しになっています。潜伏を推し進める事で状況の確定を防ぎ、さらに順番投票での強誘導個人のパワーがモノを言う編成になっていると僕は評価しています。

しかしながら、比較的最近開発され、人気が出ているアルティメットルールでも霊ロラの本質は何も変わってはおらず、運用で何とかしていると言うのが実情ではないでしょうか。あなたは、面白さから灰吊りを選ぶのではなく灰吊りが最善手だ!と、言えるでしょうか。

(霊ロラはつまらない?その3へ続く)