狂人の動き方・立ち回り

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狂人の動き方

狼陣営であるにも関わらず、襲撃や判定で人間として扱われる狂人。
では、狂人が果たすべき役割とは何でしょうか?

狂人の勝利条件は、人狼と同じく、生存している狼と人間が同数になる事です。
つまり、基本的に狂人は自分が生き残る事だけでは勝利には貢献出来ません

お話に入る前に、問題です。
次のうち、一番能力が強いと思われる役職は何でしょうか?

  1. 確定占い師
  2. 確定霊能者
  3. 確定護衛・狩人
  4. 村人

……答えは出ましたか?

これは、確定占い師です。
村側が「狼を全員吊れば勝ち」である以上、議論なしに生存者の白黒が判明する確定占い師はまさに最強の存在と言えます。

最初の問いかけを狂人視点で見ると、

  1. 占い師を騙る事によって、村に誤情報を落とす。
  2. 霊能者を騙る事によって、村に誤情報を落とす。
  3. 護衛を騙る事によって、村に誤情報を落とす。
  4. 村人を騙る事によって、村に誤情報を落とす。

と言い換える事が出来ます。

占い師騙り

あなたがもし初めて、あるいは不慣れな狂人であれば、まずは占い師を騙っておきましょう。

村で確定占い師を作らないことで、狼に貢献できるでしょう。
占い師騙りについては、別記事「占い師の視点から見る騙りのポイント」にてお話ししているので、こちらを見てください。

あくまでも騙りの目的は誤情報を村に落とし、村人達を誤った結論へ導き狼を勝利させる事であり、
真視される事は手段という事をよく覚えておいてください。
勿論、狼に人間判定を出した上で村人に人狼判定を出し真決め打ちされれば1番カッコいいのです。
ですが、真視されるからと言って、真占い師の人狼判定に人狼判定を重ねて最後の狼を狼確定させたり、村人に人間判定を出し続けて人狼を処刑する手伝いをしてしまったりすると、村に正しい情報が落ちてしまいます。
これでは本末転倒となる事が多いです。

もし不慣れであれば、偽判定は遅くとも2回目までには出せるように心がけましょう。

霊能者騙り

狼が占い師騙りで信用が取れる(あるいはその様に誘導できる)場合、霊能者騙りと言う選択が出てきます。
発言だけではなく、直接的に真の霊能者を追放する手数1を稼ぐ事ができるかもしれません。
ただし、確定霊能者に比べて確定していない霊能者の価値は低いため護衛が占い師を守る優先度が上がってしまうことに気をつけましょう。

また、村がどれだけ霊能判定を活かせるかと言う所もポイントです。
もし騙る場合は霊能者そのものの動きを把握して、確定するかどうか不明であるという立場を崩さずに村に臨むように心がけましょう。
参考:霊能者(霊媒師)の動き方・立ち回り

護衛騙り

護衛を騙ることで落とせる誤情報はGJ先と発言のみであり、狼から真偽の区別が付きにくいです。
また、役職の能力として襲撃を防げる事から、吊りを保留にされることも多く、真役職での吊り手1が有効に働く場面が少ないのが欠点です。

潜伏狂人

上の3つよりも潜伏狂人の方が働けると考えられる場合、あるいは消極的な選択肢になります。
積極的に潜伏する場合、発言で真占い師を追放もしくは襲撃でき、かつ村人を2人以上吊れる場合に積極的に潜伏狂人をすると言う選択肢が生まれます。
これは、霊能者騙りであれば真霊能者の吊り手1、占い師騙りであれば真占い師襲撃あるいは偽黒による吊り手1を稼ぐことが出来ると言う期待値によります。

成果を出せない場合は、占い師で騙って偽黒を出したり、霊能者騙りをした方が狼に貢献できるでしょう。

それでもなお……という方に向けて大雑把に潜伏狂人の際の動き方をお話すると、
まずは狼騙りの援護が挙げられます。
発言から、あるいは占われて偽黒判定を出された後に黒くなる事で狼による人狼判定の信頼度を上げられます。
また、発言力を均等に均す事がコツとして挙げられます。
極端に白い人、黒い人が出ない様にする事で、人狼の意図的な誘導で村人の票が左右される様になります。

推理で引っ張る場合もあるかもしれませんが、人狼の戦い方で挙げている役割のうち、どれかを肩代わりすると言う考え方をしましょう。

また、もし自身が確定白になった場合、あるいは村人たちに人間だと認められる場合、何らかの手段で自身が狂人であることを人狼に示しましょう。
もし襲撃されてしまった場合には、人狼にとっては吊り手0.5~1の損失となります。

まとめ

狂人の動きは、狼の勝利をアシストする事。よって、村人をたくさん吊るのが目的。
迷ったらとりあえず占い師を騙る。確定占い師が出来ることによって村人が吊れなくなる。
偽判定で村人を吊る。狼を守る。
騙りの選択は、利点・欠点を把握した上で選択する。

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