村人の推理の方法(その2)

村人の推理の方法(その1)
の続きです。
この記事では、意味を理解するというよりも具体的な事例を書いていますので、その2だけを読んでもいいですが、立ち返ってその1を読み返してもらう事をオススメします。
テクニックを覚えるのではなく、その心を理解しましょう。

論理の矛盾を突く推理

前提と結論がズレている人を探す事。
ズレの原因を、人狼と村側の立場の違いである(だから怪しい)とする推理手法。

論理推理の具体的例

構文としては、
「前提1」「前提2」「前提1、2と反する前提A」
「これらは矛盾している」「解釈」
という風に話すとよいです。

具体的には以下の通り。
「村人のAさんは、占い師Bの事を非狂人(狂人ではない)と話していた。(前提1)
占い師Bは襲撃されているから、本物か狂人だ(前提2)

にも関わらず、(前提に反する言葉を今から話しますよ、と言う前置き)

占い師Bから人間判定を出されている片白Cさんの事を疑っている。(1,2と反する前提A)

これは、Aさんが人狼で、Cさんを追放したいからに違いない(解釈)」

……という具合です。

論理推理の利点

これは、再現性がかなり高い推理です。
ある黒要素に対して「気づく事が出来た」「気づく事が出来なかった」と言う所がかなり明確になります。
また、戦術の前提知識があまり必要ない事や、ロジカルシンキングの練習にもなる事から、初心者さんが取っ掛かりとするにはかなり適していると言えます。

落とし穴1

「中間の考え方の違う人」や、「戦術を知らなかった人」を狼と決めつけてしまう。
例えばあなたが――「この人は狩人保護を言っていた。でもその考え方なら、霊能者ローラーを推し進めるはずなのに、灰の黒い所を吊り押しているから怪しい。」
と言う推理をしたとします。

この人は実際に、灰の敵対する村人を吊ろうとするがあまり霊能者ローラーを考える村人を偽装するのに手が回らなかった狼かもしれません。
しかし、よくよく相手の話を聞いてみると、霊能者は真狂で吊る必要を感じていなかった、かつ、確信レベルで吊りたい狼がいた。あなたの疑い先は村人だった。――などと言った事は、実際の村の中で良く起こる事です。

落とし穴2

基本的な所であるがゆえに、慣れた人は意図せずにこの歪みを作る事はまずありません。なので、ともすれば、狼探しではなく論理思考の出来ているかいないかを叩く、粗探しに陥ってしまいます。
とは言え、この事実は「人それぞれ考え方が違うのだから、論理推理を軽視してよい」と言う事を意味しません。
むしろ、知らない人と対峙する時こそ、「人狼がどこを省略してどこを主張しているか」と言う事がとても重要な切り口になってきます。
自分自身の経験からも、大阪で新しい対面人狼のお店に行った時に強く感じました。
お互い誰も知らない状態で戦ったのですが、「会話の中の常識」みたいなものが分かっていないので先入観なく、普段よりもよく村が見えていた様に思います。

リカバリー方法

発言者本人の村側のミスや、初心者さんの知識不足と言う仮定を並行して持つようにしましょう。
それから、個人的には人狼で騙した時にちゃんと村人に教えてあげるのがいいのかなと思います。

(とりあえず途中まで公開。)