占い師の持つ視点から見る占い師騙りのコツ

占い師騙りのポイント

長期で狼占い師騙りのコツって何かある?と聞かれたので、書いてみます。
騙りは、基本的に原理原則に沿っていさえすれば少なくとも2日目までは真視が取れるもの、と言う認識でいます。
(初日2日目は上手いこと隠れる潜伏狼多いのと理由は同じ)

また、「パッション」「感覚」とは、人間が無意識で感じ取った情報であり、要素を分解していけば説明可能なものになると考えています。
特に長期においての本質はその人が「その人の中で」汲みとった情報ですから、例え騙りであっても、文章で厚みのある人物を演じられれば真視は取れるという風に考えています。

G796村で意識的にやった事を具体例として挙げつつ、なるべく分かりやすく解説を入れるつもりではあるけれど、必ずしもこれが正解だという事でもないので、ご留意頂きたいです。

(ちなみに僕の長期真占い師は5勝1敗、騙り占い師は4勝1敗なので、多分ある程度は参考になると思われます。)

占い師の持つ3つの視点

  1. 自分の対抗は必ず偽である。
  2. 自分の出した白判定は基本的に村側(特に、今回のG796村は対抗が狂人確定していた)であり、黒判定は狼確定。
  3. CO時に初回襲撃の対象となりやすい。

この3つが分かっていればどんな村でも大丈夫だと思います。4つ目を付け加えるなら、占い師が実際にプレイする際にどういう風に視線が動くかも大事だが、それも最後に記述したいと思います。

以下、それぞれをより具体的に見ていきます。

自分の対抗は必ず偽である。

  1. 対抗を意識する。狂人か狼かを考察する。確定したらそれも演出する。

    ex.1 >>560(初日)
    「リーザが不穏な動き(注:狼っぽい。>>504を一貫性として読ませる為の表現)をしていたが、霊も見て行かないとね」
    ex.2 >>350(2日目)
    「ただ同時発表提案はどうなんだろうなーとは思案中。単なる真アピか、そもそも白しか出さないつもり?(狼/狂)とも。」

  2. 対抗の発言には意図が必ず含まれていると言う警戒心。(対抗が強い場合)(今回は割愛)
  3. 自分は真なのだから信じられて当然。(対抗が弱い場合)

    ex1.>>560
    「舐められたもんだ」

  4. LWまで吊り切らないと村が終わらないと言う意識。真視されているからと言って考察を止めない事。特に狩人が抜かれた際。

    ex.1>>1014(5日目)
    「すまん時間ない。モリLWだと思う。村を頼む。」

    (※ここでは切迫感のあるリズムを出すために意図的に文章を短く切っている)

  5. 自分の出した白判定は基本的に村側であり、黒判定は狼確定。

    自分の白出し先に信頼を寄せる。対話で他の灰と差をつけるぐらいで良い。

    ex1.>>935全文(5日目)
    シモンへの呼びかけ(今見返したらこれちょっと説得の方に寄り過ぎただったかも)
    ex2.>>990(5日目)
    「モリヨアロラった後もし続いたら判断するのはオトシモヤコの役割だから促しとかは頑張って。」

    CO時に初回襲撃の対象となりやすい。

    1. 初回占いを大事にする。
      「占いをどういう風に使いたいか」は予め自分の中で固めておくこと。luxxは村を見てから盤面見たり、ここで黒を引いて護衛惹きつける!とか色々考えて決めるタイプですが……。
    2. 有りがちなNGワードは「明日話す」
      常に襲撃があるという切迫感を持つ事で真らしい勢いが出る。
      深夜更新村のコアタイム、初回襲撃夜明け前が最も偽バレしやすいタイミングである。

    占い師の視線

    BBSにおいて占い師は、まず発言欄に占い結果が出ます。
    それ以外の情報はその後に見ることが出来ます。
    真占い師から見える順は、占結果→(一番上)吊り先→(システムでは下に位置する)襲撃→(あれば)対抗の判定となっている。

    これを間違うと、言葉の隅から違和感が溢れてしまいます。

    例えば占い先襲撃の場合に。
    「ちょ、ヨアヒムが襲撃された!」と言う発言があったとします。
    これと「ちょ、占い先襲撃された!」と言う発言が並んでいたとしたら、まず前者が真であろうと言えます。(勿論考察が人狼の意図を汲むなどの人物像であるならば話は変わります。)

    何故ならば、真占い師は何もない状態から「ヨアヒムは人間だった」と言う結果を確認するからです。
    そしてその後襲撃結果(ヨアヒムが死んだ)を確認する事になります。

    つまり、一見同じタイミングに見えるかもしれない、「占い結果」と「襲撃」に乗っかってくる2つの感想や考察。
    その2つには大きな時間・感覚的隔たりが存在することが分かって頂けると思う。

    この村でジムゾンは「白確定」と言う単語をモーリッツに突っ込まれているが、これはまさに視線の動きに注目した質問と言えます。
    よって、>>513で思考の裏を(後付けだけど)出している。(モーリッツは仲間狼なのでこれ以上突っ込まれる事はなかったです。)

    また、対面人狼等夜時間がある人狼であれば、夜の間、占い判定を確認した後どの様に動くか、狼はどのように考えているのか、等、真占い師は考えるはずです。
    夜の思考の厚みが、夜明け後の感情や考察の厚みとなって現れると言っても過言ではありません。

    占い師は、自分を理解してもらう為ではなく、村に自分を信じさせる様動く

    当然だが、ここで書いたことは「そもそも村側っぽくない」等の黒要素によってくつがえ得るものです。しかし、人によって感じる人要素が違うように、占い師像も違うので最終的には村に合わせた動きをして行くことになります。
    出来もしないのに本来の自分を分からせようなんて思ってはいけません。歪んだ自分を理解して貰うためではなく、村を滅ぼす為に全てを動かすのが狼の本来的な役割でありますが、占い師にも似たようなことが言えるのではないでしょうか。

    余談(細かい心理的要素)

    細かなテクニックになりますが、質疑において重要なのは疑問に思って質問する相手に「意図を引き出せた」と感じてもらうことではないでしょうか。
    そうする事によって、相手から常に判断されている状態(相手からすれば「監視『出来ている』」と言う安心)を作り出すことが出来ます。
    どんなに正しい事を言っていても、相手からの警戒を解かなければ、その村での信頼を勝ち取る事は難しいでしょう。