霊ロラはつまらない?

霊ロラは必ず完遂する?

ローラー反対!と言う話は、昔からずっと一定数存在している。歴史は古く、BBSまとめサイトには2005年の時点でローラー反対委員会なる物の存在が確認できる。

一方で、短期出身者の中では、ももおーじの様にアルティメットルールにおける霊ロラの有用性について
と言う記事を書いている人がいる。

また、比較的考える時間が長く決め打ちが発生することの多い長期人狼を中心に活躍している人の中でも、霊ロラ概論と言う文章が確認できる。
なお、このみぎゃと言う人物は、人狼の戦術論以外の何者でもない文章を「小説家になろう」に書き、霊ロラ教祖と名乗り、挙げ句の果てには対面人狼で3GJにより詰んだ時「手数が余っているから確定霊能者の俺を吊って今日は霊能者をローラーする!」という決定を出した霊能ローラーの狂信的な伝道者である。(※本人の名誉のために誤解のない様に言っておくと、勿論自分自身のキャラクターを活かしたネタであり、翌日は確定狩人の自分がLWを吊って終わった。)

僕自身は、最終的に落ちる発言量が霊ロラよりも灰吊りの方が多くなる(霊候補が多弁で灰に寡黙が居る等)場合は、霊を「霊結果が補助でついている非狩」と見て灰吊りから入りたいと思う質ではある。
けれども霊ロラが戦術的に有効な場面が多いと言う事は確かなので、正直よっぽど初日に真っ黒なプレイヤーがいない限り、「分からないから霊ロラ」を根拠に主張するプレイヤーに対して積極的な決め打ちを押すだけの熱量はない場合が多い。

村側は足並みを揃えなければ、狼が議論を掻き乱す隙を作るからだ。

case.1 真を決め打てるプレイヤーが何故か損をする環境

霊能者を騙ってローラーされるだけの狂人と、どうせ霊真狂だろと思いながらローラーして占い師の決め打ちを間違えて負ける村の組み合わせ、結構ありませんか?

僕はよく見ますし自分が騙り狼だったらローラー進行はやったね♪って思います。だって誤爆されないから好きに仮想狼を作って動けるんです。

そういう時は、「ちゃんと決め打ちが出来る村人」から順番に襲撃して、間違える村人を残す盤面を組み立てて行くわけです。
上の「霊ロラ概論」では、「霊ロラの間に灰が狭まるから狼を吊りやすい」と言う考えを取っていますが、人狼から見ると、「霊ロラから灰狼に吊り手が回るの2手の間に優秀な村側を2人襲撃できる」と言う事を同時に指し示します。(特に、短期での17Aと違って共有が居ない編成の場合:G国や汝、対面のアルティメットなど)

なので霊ロラ中に優秀な村側はものすごい勢いで死んでいきます。

残った村人でグレーを詰めるわけですが……そのグレー吊りで狼を当てる可能性が、襲撃により灰を狭めた後の可能性よりも高いのか低いのか。ここは検討すべき部分と思われます。

霊を決め打つのは占い師を決め打つより難しいです。

ただし、強力なLWと占騙りが存在し灰吊りを1手増やせば勝てたかも知れない村を想定した場合。
分かる人が霊真贋が分からない村人の代わりに襲撃されて死ぬ環境では、きっちり早期に単体考察出来るプレイヤーは分からないふりや吊れるふりをして襲撃を回避するしかありません。

case.2 ワンゲームの500円を払い、霊能者を引いたがために、皆の代わりに何も発言できず初回吊りと言う環境

もっと極端な時は、「霊ロラで死ぬから真贋はどうでもいい。村の議論の邪魔をせずに黙って死ね」となります。

灰吊り灰占いでの疑い先が白か黒かと言うのは、狼の動きや状況を考察する上での基礎です。
しかし、占なら吊りを消費しないからともかくとして、吊った人物の判断は、「遺言が白かったから……」とか、「態度が……」など、曖昧な根拠になります。初日に霊判定が確定白になる可能性があれば、狼も強誘導がしにくくなりますが、吊りきった村人を黒だと言い切ってしまえば、後の信頼勝負でも狼は押し切りやすくなるでしょう。

case3. 死者にスポットが当たらない環境

上述のように、吊った人物が人間か分からない環境では、遺言は有効に働きません。狼かも知れない他人の理解出来ない考察よりも、人間確定の自分の考察の方が、誰だって信頼できるに決まっています。
もちろん聡い村人は、きっちりと吊られた人の視点を拾い上げられる事でしょう。
(このあたりの話に関しては、黒視されている村人から見た狼探しをご参照ください。)

霊の信用勝負に、村狼双方のメリットを持って行こう

霊もきっちり考えて吊りたい……。
どんなに霊ロラが最善でも、こう言う思いは僕の中で結構あります。
考えて考えてそれでもダメだからごめんけど吊ります!となれば、そこにドラマが生まれるわけですから。
ですが、そもそも霊能者は弱い役職なので、まず残したくなる理由が今よりも必要です。「霊見る時間で占い師見たい」と言われてしまえば、いくら真要素を挙げたところで暖簾に腕押し、ぬかに釘です。

そこで僕は、システムそのものを触ることにしました。
(霊ロラはつまらない?破へ続く)