そんなものはない。以上。
……などと言われても初参加の人は困るでしょうから、気を使ったほうが楽しいかな、と思う点をいくつか上げます。

ゲームの性質上、対面人狼をやってみたいという人は気さくな方が多いですから、最初のハードルは思っているより低いと思います。
(間口も広いですが、ガチガチにやり始めるとキリがないゲームでもありますのでそれはまた別の所でお話します。)

人を名前で呼ぶ

どの人狼会でも「ここ」「あそこ」と指を指してお話する方が散見されますが、できる限り名前(プレイヤーネーム)で呼びましょう。名前を呼ぶ機会がないなら、会話の中で作っていきましょう。
名前を呼ぶことで親近感が生まれ、ゲームがより楽しくなります。せっかく相手の表情やしぐさが見える対面人狼ですから、コミュニケーションそのものを楽しめるよう、心がけていきましょう。
喧騒の中でも自分の名前が聞き取れる事を「カクテルパーティ効果」と呼びます。呼んだ相手の印象に残りやすくなるという事ですね。
日常生活でも使うことが出来る効果ですが、同時に人は自分の名前を呼ばれる事でその相手に好感を持ちます。実は人を名前で呼ぶと、人狼が有利にもなる……と言うことにも繋がるのです。

分からない事があったら、割り込んででも聞く。

もしかしたら、周りの話していることが分からない場面がたくさんあるかも知れません。
ですが、それは経験者同士でもよくある事です。
反対側の話が聞き取れなかったり、共通の前提を持っていない為話が噛み合わなくなる事も多くなります。

例え年上でも、偉い人でも、ゲーム中は平等な参加者です。
分からない事は決して恥ずかしいことでも、他人の邪魔をする行為でもありません。

疲れたら無理をせずに休憩する。

せっかくの人狼会、たくさん村に入りたい事と思います。ですが、消耗した状態で村に入るとどうでしょうか。
プレイングミスが出るだけならまだいいでしょうが、もしかしたら他人の何気ない発言が気になってしまったり、自分の言葉尻から人を傷つけてしまったり……。必ずしもそうなるとは限りませんが、その様な悲しい事態が起こる可能性は上がってしまいます。

プレイ中にゲーム外の人とは話さない。

参加中は「村の一員」ですから、村の人として誠実でありましょう。
勿論体調など様々な理由で気持ちが萎えてしまったり、どうしても声をかけたい方が目の前に現れるかもしれませんが、そこはグッと堪えてみて下さい。
ゲーム中に携帯でSNSを見る?もってのほかです!

夜時間は、ゲーム中に起こった事だけを考える。

例えば役職確認中に他の村の会話が聞こえて来て、笑ってしまいそうになる事があるかもしれませんし、人狼の相談中に隣で衣擦れの音が聞こえて来るかもしれません。

しかし、それらを言葉に出してしまうことで、ゲーム外情報(メタ情報)が出てきてしまいます。
衣擦れの人は、たまたま体を動かしただけかも知れませんし、貴方が笑うことで、その役職ではなかった、と言う考えが生まれる可能性が上がってしまいます。
しかも、言われてしまった人には冤罪を証明する手が無く、また、故意に起こっていないことを捏造する事が出来てしまいます。そうなると、どんどん人狼は面白さから離れていき、捏造に捏造を重ねて行くものに成り下がります。
出来る限り「フェア」なゲームを心掛けましょう。

ゲームが始まったら、誰もが勝利を目指す演者

これには2つの意味があります。1つは、最後まで勝利を目指してゲームをする事。
もう1つは、人狼はゲーム中に役割を与えられ、それを演ずるゲームです。与えられた役割を、その人自身の人間性と混同してはいけません。
疑問に思うことがあったら、村が終わった後に聞いてみましょう。自分が想像もしなかった様な答えが返って来るかもしれません。

以上、色々とある中で、特に初参加の人に気にかけて欲しい事を書きました。
しかし、何も考えずに飛び込んでみるのも全然オッケー。きっとそこには面白い世界が広がっていますよ。

この記事が読んだ方の、お役に立てれば幸いです。